あなたの風邪は、朝のファーストフードから
リスク
2.68倍

あなたの風邪は、朝のファーストフードから

朝食にファーストフードをよく食べている人は、半年に1回以上、風邪を引くリスクが2.68倍になります。

解説

時間がない朝にファーストフード。出かける前に最寄りの店で、さくっと手軽に朝ごはんを…なんてことが習慣になっていませんか?

実は、朝食にファーストフードを食べる習慣があると、風邪を引きやすくなってしまうんです!

風邪を防ぐ強い味方は、なんといってもビタミン。ビタミンは、風邪の原因となるウイルスに対する免疫力を高め、喉や鼻の粘膜を守って炎症を抑えてくれます。

でも、ファーストフードのメインの材料といえば、パンや麺、肉、揚げ物ですよね。これらの中には、ビタミンはほとんど含まれません。そのうえ、パンや揚げ物などを消化するために、身体の中のビタミンが消費されていってしまいます。

つまり、ファーストフードを朝食に食べると、一日がビタミン不足の状態で始まります。これが続くことで、風邪を引きやすくなってしまうんです。

風邪に負けない体づくりのためには、ビタミンがたっぷりと含まれているフルーツや野菜を朝食に食べるのがオススメですよ。

健康は朝につくられます。すっきりさわやかな朝食で、元気な一日をスタートさせましょう!

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<参考文献>
■香川芳子著、 監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』

編集 : 日本健康情報センター


統計データ

朝食にファーストフードをよく食べている人は、半年に1回以上、風邪を引くリスクが2.68倍になります。

A: 朝食にファーストフードを食べないようにしていますか?
B: 半年に1回以上、風邪をひきますか?

A
はい いいえ
87.8%
253人
12.2%
35人
B
はい いいえ はい いいえ
29.17%
84人
58.68%
169人
6.94%
20人
5.21%
15人
Z検定値 2.76
オッズ比 2.68
信頼度 99.4%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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