レタスで血糖値の急激な上昇を抑えよう
リスク
8.81倍

レタスで血糖値の急激な上昇を抑えよう

週に1回以上、レタスを食べていない人は、高血糖と診断されやすくなるリスクが8.81倍になります。

解説

ラーメンやパスタ、丼ものなど日本人ならみんな大好きですよね!お腹いっぱい食べるとなんて幸せな気分になるのでしょう!

しかし、これらの食事は血糖値の急上昇と急降下を引き起こしてしまうことがあります。クギのようにとがった血糖値のグラフを描くことから、“血糖値スパイク”や“グルコーススパイク”と呼ばれ、急な眠気や頭痛、イライラなど、仕事の能率を下げる症状につながってしまうんです。そして、長い間には糖尿病のリスクも高まってしまいます。

そこで野菜の力を召還。食物繊維が豊富に含まれているレタスを食べると、血糖値が急激に上がるのを防ぐことができます。サラダでもよいですし、スープにするとたっぷりの量を食べられるのでおすすめです。

食物繊維だけでなく、カロテンが豊富なのがサニーレタスやサラダ菜などの濃い色のレタスです。このカロテンは免疫力を高める効果があります。

健康によいとされるレタスですが、一度にたくさん食べようと思ってもなかなか食べられないものですよね。そんな時は加熱すると、かさが減り、多くの量を食べることができます。食物繊維を多くとりたい人はぜひ加熱して食べてみてくださいね。

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<参考文献>
■香川芳子著、 監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』

■高橋弘著 ソフトバンククリエイティブ
『ガンにならない3つの食習慣 ファイトケミカルで健康になる!』

編集 : 日本健康情報センター


統計データ

週に1回以上、レタスを食べていない人は、高血糖と診断されやすくなるリスクが8.81倍になります。

A: 週に1回以上、レタスを食べていますか?
B: 高血糖と診断されたことはありますか?

A
はい いいえ
48.1%
139人
51.9%
150人
B
はい いいえ はい いいえ
0.35%
1人
47.75%
138人
3.11%
9人
48.79%
141人
Z検定値 2.44
オッズ比 8.81
信頼度 98.5%
集計数:289人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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