血糖値には、レタスの食物繊維が効果アリ
リスク
6.45倍

血糖値には、レタスの食物繊維が効果アリ

週に1回以上、レタスを食べていない人は、血糖値が基準値を超えるリスクが6.45倍になります。

解説

食事をしたあとに急に血糖値が上昇するグルコーススパイク(血糖値スパイク)がみられる人は動脈硬化など生活習慣病のリスクが高くなります。毎日の食事に食物繊維が豊富なレタスなどをとって血糖値対策をはじめましょう。

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レタスの食物繊維でグルコーススパイクを抑えよう

おいしい食事のあとで気になるのは、やはり血糖値。糖尿病は怖いし、血糖値が急に高くなるような生活は太りやすくなるので、できれば避けたいところです。日々の食生活で、血糖値の上昇を防ぐ簡単なワザがあればいいのだけど…そんなおいしい話、やっぱりないでしょうか?

お答えします。そのカギはずばり、レタスです!

まず、食事から取った糖質によって血糖値が急に上がったり下がったりする“血糖値スパイク”または“グルコーススパイク”が起きないようにするには、食物繊維をしっかり取ることが大切です。

レタスには、この食物繊維がたっぷり!なおかつ、糖質をほとんど含まないというところがポイント。まさに血糖値の上昇を防ぐのにうってつけの野菜なのです。

さらに、レタスの選び方にもちょっとしたコツがあります。スーパーなどで手に入りやすい玉レタスももちろんいいですが、特にオススメなのは、サニーレタスやリーフレタス、ロメインレタスなど、葉の色の濃いもの。これらは、玉レタスに比べて2倍近い食物繊維を含んでいます。

また、サラダ菜には、食物繊維に加えて鉄分も多く含まれているため、糖尿病の合併症で起きやすい貧血を防ぐ効果もありますよ。

毎日のメニューにも取り入れやすいレタスで、賢くおいしく食物繊維を取っていきましょう。

<参考文献>
■厚生労働省 eヘルスネット
『食物繊維の必要性と健康』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

週に1回以上、レタスを食べていない人は、血糖値が基準値を超えるリスクが6.45倍になります。

A: 週に1回以上、レタスを食べていますか?
B: 血糖値は基準値を超えていますか?

A
はい いいえ
47.9%
138人
52.1%
150人
B
はい いいえ はい いいえ
0.69%
2人
47.22%
136人
4.51%
13人
47.57%
137人
Z検定値 2.75
オッズ比 6.45
信頼度 99.4%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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