解説
どうも身体が硬いなあ…というあなた。一日の終わりのバスタイムを、シャワーだけで簡単に済ませていませんか?
湯船に浸かると、その身体はもっと柔らかくなるかもしれません。
そもそも身体の硬さは、骨の周辺にある筋肉のコリが原因です。温かいお湯に浸かると、疲れた身体を回復させる副交感神経の働きで、リラックスするホルモンが分泌されます。すると、心も身体も緊張がほどけ、こっていた筋肉が緩んで柔らかくなるのです。
お風呂上がり、身体がしっかり温まり筋肉がほぐれた状態で、ストレッチをするとますます効果的ですよ。
さあ、今日からゆっくりお風呂に浸かって、しなやかな身体を手に入れましょう!

<参考文献>
■安保徹著 三笠書房
『疲れない体をつくる免疫力』
■中野ジェームズ修一 大和書房
『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に3回以上、湯船に浸かっていない人は、同年代の人よりも体が硬くなるリスクが1.85倍になります。
A: 週に3回以上、湯船に浸かりますか?
B: 同年代の人よりも体が硬いですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
50.3%
145人 |
49.7%
143人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
21.53%
62人 |
28.82%
83人 |
28.82%
83人 |
20.83%
60人 |
Z検定値 | 2.59 |
---|---|
オッズ比 | 1.85 |
信頼度 | 99.0% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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