吐き気予防にレタス!葉物野菜で腸を元気に
リスク
3.86倍

吐き気予防にレタス!葉物野菜で腸を元気に

週に1回以上、レタスを食べていない人は、起床時に吐き気がしやすくなるリスクが3.86倍になります。

解説

お酒の飲みすぎや脂っこいものの食べすぎといった食生活、ストレス、ウイルス性胃腸炎や逆流性食道炎といった胃腸の病気…。

吐き気を起こすきっかけはさまざまですが、もともとは胃腸の調子がよくないことが原因です。不快な吐き気を防ぐために、胃腸の調子をスッキリ整えてあげましょう。

胃腸を元気にしてくれる食品としてオススメなのが、緑色の葉物野菜。特にレタスです。

レタスのような緑色の葉物野菜には、“スルホキノボース”という物質がたくさん含まれています。スルホキノボースは、腸内環境を整える善玉菌の餌となります。つまり、レタスは、善玉菌がうまく働くためのエネルギーとなるわけですね!

レタスにはたくさんの種類がありますが、レタスの効果をより実感するには、いつもの玉レタスとはちょっと違う種類がおすすめ。

シーザーサラダによく使われる肉厚で緑色の濃い“ロメインレタス”や、若くて柔らかい葉をサラダで食べるベビーリーフの一種、“アイスバーグレタス”には、スルホキノボースが特に多く含まれているので、ぜひ食事に取り入れてみましょう。

ロメインレタスには、緑色のもののほかに、赤色のものもあります。国際宇宙ステーションで育てられて、宇宙飛行士の油井亀美也さんが宇宙で試食していたのがこの赤色のロメインレタスです。レタスは宇宙飛行士の胃腸の調子を整えるという点でも大切なのかもしれませんね。

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<参考文献>
■タケダ健康サイト 症状・疾患ナビ
『吐き気』

■リンク・デ・ダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース
『葉物野菜が腸の健康の鍵を握る』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

週に1回以上、レタスを食べていない人は、起床時に吐き気がしやすくなるリスクが3.86倍になります。

A: 週に1回以上、レタスを食べていますか?
B: 起床時に吐き気がすることはありますか?

A
はい いいえ
47.9%
138人
52.1%
150人
B
はい いいえ はい いいえ
1.74%
5人
46.18%
133人
6.6%
19人
45.49%
131人
Z検定値 2.77
オッズ比 3.86
信頼度 99.4%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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