解説

ベルトの上にたぷんとはみ出したお腹周りの贅肉を、甘いお菓子のマフィンが膨らんだ様子にたとえて「マフィントップ」なんていいます。言葉は可愛くても、健康のためにも何とかしたいですよね。
脂肪をエネルギーとして消費してくれる筋肉をちゃんとつければ、お腹周りをすっきりさせることができます。しっかりした腹筋は天然のコルセットといわれるように、腹筋をきちんと鍛えるとお腹が引き締まってみえます。
また、ストレッチによって関節の柔軟性を高めることで、筋力トレーニングの効果がアップ。さらに、ストレッチだけでも筋肉を増やす刺激になるという研究もあります。静的なストレッチに加えて身体を動かしながら行う動的なストレッチや、肩こり解消に効果的な筋膜リリースなども取り入れて、すっきりしたお腹周りを作りましょう。

■Journal of Applied Physiology
『Progressive stretch overload of skeletal muscle results in hypertrophy before hyperplasia.』
■長畑芳仁著 ベースボール・マガジン社
『ストレッチまるわかり大事典』
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部
統計データ
週に3回以上、ストレッチを行っていない人は、人よりもお腹の贅肉が気になりやすくなるリスクが1.66倍になります。
A: 週に3回以上、ストレッチを行っていますか?
B: 人よりもお腹の贅肉が気になりますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
29.1%
231人 |
70.9%
564人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
13.08%
104人 |
15.97%
127人 |
40.88%
325人 |
30.06%
239人 |
Z検定値 | 3.24 |
---|---|
オッズ比 | 1.66 |
信頼度 | 99.8% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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