春菊を食べて腸から花粉症予防
リスク
2.2倍

春菊を食べて腸から花粉症予防

月に1回以上、春菊を食べていない人は、花粉症になりやすくなるリスクが2.2倍になります。

解説

野菜のビタミンで免疫の機能を正常化

水っぽい鼻水が止まらない。いやな花粉症の鼻炎症状、なんとかしたいものですよね。花粉症は、スギやヒノキ、カモガヤやブタクサ、シラカンバなど植物の花粉を人の身体が異物とみなして鼻水や涙を流すことで花粉を追い出そうとする働きからおきます。これは身体を守ろうとする免疫の働きなのですが、この免疫の働きが過剰になりすぎて困った症状になるのです。

花粉症を悪化させないためには、まずはしっかり睡眠をとり、お酒はひかえることが大切です。それに花粉症などのアレルギー症状を持つ人ならば、タバコはやめたいものです。

緑黄色野菜に多いビタミンA、C、Eは抗酸化作用を持ち、免疫の機能の正常化してくれる働きが期待されています。3つのビタミンをまとめて“ビタミンエース(ACE)”と呼ぶこともあり、美肌効果や肩こり軽減などにも大切ですから、毎日の食事でしっかり取りたいですね。

ドイツの研究によると、野菜やフルーツからビタミンA、C、Eをしっかりとっていると、花粉症などのアレルギー性鼻炎になりにくいという報告があります。

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春菊は花粉症対策の優秀野菜

春菊は、身体の中でビタミンAに変わるカロテノイドを豊富に含んでいて、その量は同じ緑黄色野菜の小松菜やほうれん草よりも多いんです。また、ビタミンC、ビタミンEも多く、花粉症対策に必要なビタミンをしっかり取れる優秀野菜なのです。

また、2分の1束(100gほど)の春菊で、1日に必要な食物繊維のおよそ6分の1をとることができます。食物繊維は腸内細菌のえさとなり、腸内環境を整えて花粉症などのアレルギー反応を抑えてくれると期待されています。

関東と関西では栽培されている春菊の種類や食べ方に少し違いがあります。関東では“株立ち型”と呼ばれる茎と葉を摘み取って食べる種類が多く、関西では“株張り型”と呼ばれる短めの茎と葉を株ごと収穫する種類が多くなっています。もちろんどちらも同じ春菊の仲間。おひたし、和え物、鍋物で美味しく食べられます。アクが少ないので、サラダなどで食べ方に変化をつければ飽きずにたっぷり食べられます。独特の香りには咳を鎮める効果もあるので、花粉症対策にも風邪対策にも良いですね。

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<参考文献>
■Public Health Nutrition
『Association of carotenoids,tocopherols and vitamin C in plasma with allergic rhinitis and allergic sensitisation in adults.』

■CELL PRESS
『Mice fed more fiber have less severe food allergies』

■KNUダイエット 食材百科事典
『シュンギク』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

月に1回以上、春菊を食べていない人は、花粉症になりやすくなるリスクが2.2倍になります。

A: 月に1回以上、春菊を食べていますか?
B: 花粉症ですか?

A
はい いいえ
18.8%
58人
81.2%
251人
B
はい いいえ はい いいえ
5.83%
18人
12.94%
40人
40.45%
125人
40.78%
126人
Z検定値 2.58
オッズ比 2.2
信頼度 99.0%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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