解説
体重を減らしたい、そのためには脂肪を減らさなきゃ…と、いろいろなダイエット情報とにらめっこをしている方に、手軽で効果的なダイエット情報をお伝えしたいと思います!
それは早歩きです。
早歩きは、普段の通勤や買い物といった生活の中で「早く歩く」だけ。たったこれだけの手軽な運動です。これだけで脂肪を減らすことができるんです。
不動産物件情報に、よく「徒歩○○分」という表示がありますよね。この表示は、ゆっくり歩く速さをもとにしています。たとえば、「徒歩10分」という表示の距離だとすると、同じ距離を8分程度で歩くだけで、立派な早歩きということになるんです。しかも内臓脂肪燃焼に効果的な早歩きの時間は、1日たったの20分間。
早歩きをするときには、まず背筋をすっと伸ばして、胸を張ります。視線は遠くにむけましょう!下をむいて猫背になっていては、せっかくの早歩きの効果も少なくなってしまいますし、気持ちも沈んでしまいます。足をすっと伸ばし、着地するときはかかとから。歩幅もできるだけ大きくして、歩いてみましょう。脂肪燃焼に効果的なだけでなく、気持ちも明るくなって、歩くのが楽しくなっていきます。
楽しく効果的に脂肪を減らすことができ、簡単で時間もお金もかからない早歩き。ぜひ、毎日の生活の習慣にしてみてくださいね。

<参考文献>
■厚生労働省
『健康づくりのための運動指針 2006 ~生活習慣病予防のために~』
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部
統計データ
早歩きをしていない人は、標準体重を上回るリスクが3.18倍になります。
A: できるだけ早歩きをしていますか?
B: 標準体重を上回っていますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
39.2%
113人 |
60.8%
175人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
7.64%
22人 |
31.6%
91人 |
26.39%
76人 |
34.38%
99人 |
Z検定値 | 4.19 |
---|---|
オッズ比 | 3.18 |
信頼度 | 99.9% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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