解説
集中したいのにやる気が出ない、そんな経験ありませんか?
それは、実はビタミン不足が原因かもしれません。ピーマンに含まれるビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素で、不足するとだるい、疲れやすいといった症状が出てきます。
パスタやラーメンなど糖質の多い食事の際には特に気をつけましょう。また、ピーマンに含まれるカロテンは、粘膜や皮膚の健康を保つのに必要なビタミンです。カロテンは炎症を防ぐ働きもあるので、風邪やウイルス対策にもなります。
ピーマンの中でも、ビタミンが最も豊富に含まれているのが赤ピーマンです。しっかり集中したいときには、赤ピーマンを食べるのがおすすめです。ピーマンを食べて、仕事や勉強に集中できる身体をつくりましょう。

<参考文献>
■香川明夫監修、女子栄養大学出版部
『七訂 食品成分表2017』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に1回以上、ピーマンを食べていない人は、人よりも集中力が続かなくなるリスクが1.6倍になります。
A: 週に1回以上、ピーマンを食べていますか?
B: 人よりも集中力が続かないほうですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
26.6%
337人 |
73.4%
929人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
8.61%
109人 |
18.01%
228人 |
31.75%
402人 |
41.63%
527人 |
Z検定値 | 3.5 |
---|---|
オッズ比 | 1.6 |
信頼度 | 99.9% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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