髪のパサつき、チョコレートが原因かも?
リスク
2.23倍

髪のパサつき、チョコレートが原因かも?

チョコレートを食べている人は、髪がパサつきやすくなるリスクが2.23倍になります。

解説

きちんとヘアケアしているのに、なんだか髪がパサパサに乾燥してしまう…きっとそういう髪質なんだと、思い込んでいませんか?

実はこれ、チョコレートの食べ過ぎが原因かもしれません。

甘いチョコレートには砂糖が多く含まれています。そしてこの砂糖が、髪を傷つけてしまうことがあるのです。

健康な髪の毛は、根元が正常に皮脂を分泌してくれていることで、うるおいが守られています。ところが、砂糖を取り過ぎると、血糖値が上がります。すると、体内の血液がドロドロになって血流が悪くなり、頭皮にまで栄養が行き届かなくなります。その結果、根元の皮脂のバランスが崩れ、髪の毛が乾燥してしまうのです。

とある研究では、血糖値の上昇は、薄毛の原因にもなるという報告も。髪の毛と糖分には、実は深い関係があったのです!

そういえばチョコレートの食べ過ぎかも…と思い当たる人は、量を控えめにするのがよさそう。もし、それでも髪が乾燥して傷んでしまったときは、ブラシのかけ方にも注意が必要です。

シャンプー後の濡れた髪にいきなりブラシをかけると、髪の表面がこすれて傷つきやすく、乾燥がよりひどくなってしまいます。濡れたままの髪は目の粗いクシを使って整えておき、ブラッシングは髪を乾かしてからにしましょう。

ツヤツヤの髪で、気分を上げて毎日を過ごしたいですね!

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<参考文献>
■インド皮膚科学オンラインジャーナル
『Androgenetic alopecia, metabolic syndrome, and insulin resistance: Is there any association? A case-control study』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

チョコレートを食べている人は、髪がパサつきやすくなるリスクが2.23倍になります。

A: チョコレートを食べないようにしていますか?
B: 人よりも髪がパサつくほうですか?

A
はい いいえ
26.4%
76人
73.6%
212人
B
はい いいえ はい いいえ
6.94%
20人
19.44%
56人
32.64%
94人
40.97%
118人
Z検定値 2.76
オッズ比 2.23
信頼度 99.4%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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