野菜たっぷり食べてる？野菜不足は頭痛にも

解説

ズキンズキンと波打つような片頭痛。そんなとき、頭痛薬に頼ってその場をしのいでいませんか？もしかしたらその頭痛は、野菜不足が原因なのかもしれません。マグネシウムとビタミンB2は、どちらも片頭痛の予防効果がある成分です。

片頭痛の悩みを軽くするには、普段の食事でしっかりマグネシウムやビタミンB2を摂取するように心がけることが大切です。

なぜマグネシウムなのでしょう？それは、マグネシウムには神経の働きを安定させる役割があるからなんです。片頭痛の原因は、強い光やストレスなどの刺激で神経の働きが乱れてしまい、起きなくてもいいはずの炎症が起きてしまうため、という説が有力。これをなだめて、落ち着かせてあげるのがマグネシウムの働きというわけです。

いっぽう、ビタミンB2は脳の細胞の中でエネルギーを作り出す“ミトコンドリア”の働きを助けてくれます。ミトコンドリアの活動が弱くなると片頭痛が起きやすくなるといわれているので、ビタミンB2がそれを防いでくれるというわけ。

色の濃い緑黄色野菜には、マグネシウムやビタミンB2をはじめ、ミネラルも豊富に含まれています。

ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、トマト、パプリカ、パセリなどを積極的に食べましょう。でも毎日忙しくて野菜料理を作る時間なんてないよ、という方ならこんな方法がおすすめ。休日にまとめて野菜を購入し、食べやすい大きさにカットして、茹でてフリージングしておくのです。そうすれば、食べたい時にレンジで温めればいいだけ。手軽に緑黄色野菜を食べられるので、野菜不足を解消できます。