解説
朝は苦手で、目覚ましをかけて無理に起きても頭がすっきりしない…そんな人は、夜にぐっすり眠れていないのかもしれません。特に夜中に何度も目が覚めてしまう人は、途中で眠りがストップしていますので、朝、起きにくくなることが多いようです。
できれば、すっきりした目覚めでさわやかな朝をむかえ、1日中元気にすごしたいものです。
さわやかな朝をむかえるには、ちょっとしたコツがあるんです。それは、運動の習慣をつけること。1日30分以上のウォーキングなど、汗をかく運動をする習慣がある人は、夜中に目覚めるリスクが低いという報告もあるんです。
運動することは身体にもよいですし、朝の目覚めもよくなるとなれば一石二鳥ですね!ぜひ、運動の習慣をつけてみてください!
ただし、寝る直前の運動にはちょっと注意しなければなりません。寝る直前に運動をすると体温が上がってしまって、寝つきが悪くなるんです。ウォーキングを夜に行っている人も多いんですが、運動は寝る1時間前までには終わらせるようにしてくださいね。

<参考文献>
■厚生労働省
『健康づくりのための睡眠指針 2014』
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部
統計データ
週に3回以上、汗をかくような運動をしていない人は、朝起きられなくなるリスクが4.87倍になります。
A: 週に3回以上、汗をかくような運動をしますか?
B: 朝起きられないことは多いですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
17.4%
50人 |
82.6%
238人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
2.08%
6人 |
15.28%
44人 |
32.99%
95人 |
49.65%
143人 |
Z検定値 | 3.76 |
---|---|
オッズ比 | 4.87 |
信頼度 | 99.9% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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