吹き出物予防には玄米を
リスク
6.02倍

吹き出物予防には玄米を

週に3回以上玄米を食べていない人は、吹き出物ができやすいリスクが6.02倍となります。

解説

吹き出物が多くて悩んでいる方って、けっこう多いですよね。朝、起きて鏡を見たときに吹き出物を発見すると、ショックです。楽しいはずの一日が、吹き出物が気になってしまって台無しになることも。

そんな方には玄米がおすすめ!玄米は白米よりも、吹き出物予防に役に立つ栄養がたくさんあるんです。

まず、便秘は吹き出物にとっては大敵ですが、玄米にはその便秘を改善する食物繊維が、白米の6倍も含まれています。また、肌の調子をすっきりと整えて、身体の細胞を作る手助けをするカリウムや鉄は2倍以上、マグネシウムはおよそ5倍。

身体にいいビタミンもたくさん含まれています。その中でも特にお肌に大事なのがビタミンB2。このビタミンB2も、玄米にはなんと2倍含まれています。ビタミンB2不足は、肌荒れや吹き出物の原因になっちゃいますが、玄米を食べていれば安心。美肌になれちゃうわけです。

吹き出物は、血糖値の上がりやすいGI値の高い食物を食べるとひどくなる、という報告があります。玄米は、このGI値も低いんですよ。玄米は、吹き出物の心配をしないで安心して食べることができるだけでなく、血糖値の急上昇・急降下で具合が悪くなる“血糖値スパイク(グルコーススパイク)”予防にもなるんですね。

ただ玄米は消化に時間がかかるので、体調の悪いときには、少し控えて消化のよい白米を食べましょう。

また、玄米はどうしても苦手…という方には、胚芽米がおすすめです。胚芽米は胚芽を残して精米したもの。つまり玄米ではないけれど、玄米のよい成分のところを残しているんですね。玄米が苦手な方でも食べやすく、白米に比べると1.5~2倍の栄養があって吹き出物予防にいいんです。

栄養いっぱいの玄米や胚芽米を食べて、吹き出物のない美肌をゲットしましょう。朝、鏡を見たときに吹き出物のないピカピカのお肌だと、お出かけも楽しくなること間違いなしです。

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<参考文献>
■香川芳子著、 監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』

■アメリカ皮膚病学会報 Volume 63
『Diet and acne』

編集 : 日本健康情報センター


統計データ

週に3回以上玄米を食べていない人は、吹き出物ができやすいリスクが6.02倍となります。

A: 週に3回以上、玄米を食べていますか?
B: 人よりも吹き出物ができやすいですか?

A
はい いいえ
7.6%
22人
92.4%
266人
B
はい いいえ はい いいえ
0.69%
2人
6.94%
20人
34.72%
100人
57.64%
166人
Z検定値 2.69
オッズ比 6.02
信頼度 99.2%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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