解説
パソコン作業で下痢になる!?
パソコンで作業しているとき、気がつかないうちにアゴが前に出て腰が曲がり、前のめりの姿勢になっていませんか?
このような姿勢を続けると、腰痛を発症したり血行が悪くなることがあります。また、エアコンがきいた室内にずっといると、いつの間にか身体が冷えてしまい体温のコントロールも難しくなるのです。
こうした血行不良や冷えが腸の働きを鈍くし、結果として下痢の症状が出てしまうことがあります。パソコン作業はつい夢中になりがちですが、連続使用は45分までにしておきましょう。そして、こまめに休憩を挟むことをオススメします。

<参考文献>
■安保徹著 三笠書房
『疲れない体をつくる免疫力』
■伊藤和磨著 光文社
『アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
パソコンを使用する際に、こまめに休憩を挟まない人は、年に1回以上、下痢になりやすくなるリスクが2.02倍になります。
A: パソコンを使用する際は、こまめに休憩を挟むようにしていますか?
B: 年に1回以上、下痢になりますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
39.8%
123人 |
60.2%
186人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
26.21%
81人 |
13.59%
42人 |
47.9%
148人 |
12.3%
38人 |
Z検定値 | 2.69 |
---|---|
オッズ比 | 2.02 |
信頼度 | 99.2% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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