解説
シナモンは桂皮ともいい、体を温める作用がある漢方薬として昔から珍重されてきました。体が温まると血流が良くなり柔軟性にもつながります。
また、人の身体は朝になると炎症を抑える働きが弱まってしまい、起床時の身体のこわばりの原因になってしまいます。シナモンには消炎作用があるので、こわばって動かしにくくなった関節の動きを助けてくれる効果が期待できます。
さらに近年、シナモンには毛細血管を修復する成分が含まれることが分かり、血管年齢の若返り効果も期待されています!
シナモンは、トーストやバナナなどに軽く振りかける程度で十分なので、積極的に朝食に取り入れたいですね。ただしサプリメントなどでの大量摂取は逆効果なので気をつけましょう。

<参考文献>
■田辺三菱製薬のヘルスケア製品サイト
『桂皮』
■米国実験生物学連合雑誌
『The circadian clock regulates inflammatory arthritis』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
月に1回以上、シナモンを食べていない人は、体が硬くなりやすくなるリスクが3.59倍になります。
A: 月に1回以上、シナモンを食べていますか?
B: 体が硬いですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
7.8%
24人 |
92.2%
285人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
2.59%
8人 |
5.18%
16人 |
59.22%
183人 |
33.01%
102人 |
Z検定値 | 2.99 |
---|---|
オッズ比 | 3.59 |
信頼度 | 99.7% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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