気になる血糖値上昇はトマトで予防
リスク
3.25倍

気になる血糖値上昇はトマトで予防

月に1回以上、トマトを食べていない人は、血糖値が基準値を超えやすくなるリスクが3.25倍になります。

解説

トマトを食べると医者が青くなる、ということわざがあるほど栄養豊富なトマトですが、高血糖予防にも効果を発揮!

トマトの赤色はリコピンという色素で、強力な抗酸化力があり、ストレスに強い身体を作ると同時に、血糖値の上昇を抑える働きもあります。

食後に血糖値のがジェットコースターのように急上昇、急降下することを“血糖値スパイク”または“グルコーススパイク”といい、頭が痛くなったり、強い眠気を感じたり、イライラしたり急に空腹を感じたりします。トマトはこんな困った症状も防いでくれるというわけです。

ミニトマトは糖質が多く含まれているので、血糖値が気になるなら大玉のトマトを選びましょう。トマトが苦手な人は、スイカやピンクグレープフルーツもオススメ。これらのフルーツの赤色もリコピンです。

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<参考文献>
■田地陽一編 羊土社
『基礎栄養学 改訂第2版』

■香川芳子著、監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』

■蒲原聖可著、マキノ出版
『ファイトケミカルで病気を防ぐ−ベータカロチン、リコピン、ポリフェノールなど話題の成分の薬効を解説』

編集 : 日本健康情報センター


統計データ

月に1回以上、トマトを食べていない人は、血糖値が基準値を超えやすくなるリスクが3.25倍になります。

A: 月に1回以上、トマトを食べていますか?
B: 血糖値は基準値を超えていますか?

A
はい いいえ
74.8%
231人
25.2%
78人
B
はい いいえ はい いいえ
5.5%
17人
69.26%
214人
5.18%
16人
20.06%
62人
Z検定値 3.25
オッズ比 3.25
信頼度 99.8%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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