解説
コンビニや自動販売機で売られている缶コーヒーや紅茶、炭酸飲料、いったいどのくらいの糖分が入っているかご存知ですか?中には、なんと1本あたり角砂糖10個分もの砂糖が入っているものもあるんですよ!
この砂糖、実は身体に必要なミネラル類、中でもカルシウムを大量に奪い取ってしまいます。人の身体はカルシウムが不足すると、筋肉の機能が衰え、しなやかさがなくなります。つまり、体が硬くなってしまうんですね。
疲れた時には甘いものが一番ですよね。ケーキやおまんじゅうなど甘い物をやめるはちょっと難しい…と思っているあなた!市販の飲み物には大量の砂糖が入っていることを忘れずに、飲み物だけはお茶やお水、無糖のコーヒーや紅茶にした方がよいかもしれません。

<参考文献>
■白澤卓二著 ベストセラーズ
『「砂糖」をやめれば10歳若返る!』
■生田晢著 KADOKAWA / 角川書店
『砂糖をやめればうつにならない』
■高尾利数著 ペガサス
『砂糖は体も心も狂わせる―学校・家庭内暴力も砂糖のとりすぎ』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
ジュースや炭酸飲料、砂糖入りのコーヒーや紅茶などの清涼飲料水を飲んでいる人は、同年代の人よりも体が硬くなるリスクが2.02倍になります。
A: ジュースや炭酸飲料、砂糖入りのコーヒーや紅茶などの清涼飲料水をあまり飲まないようにしていますか?
B: 同年代の人よりも体が硬いですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
52.1%
150人 |
47.9%
138人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
21.88%
63人 |
30.21%
87人 |
28.47%
82人 |
19.44%
56人 |
Z検定値 | 2.95 |
---|---|
オッズ比 | 2.02 |
信頼度 | 99.6% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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