解説
夜、ふとんに入ってしばらくうとうとしても、しばらくするとはっと目が覚めて、手足は冷たいまま…なんて、いやーな経験はありませんか?
こんな体の冷えや、便秘に悩んでいるという人は多くいるかもしれません。便秘は肥満につながりますし、体の冷えは代謝の低下につながりますので、なんとか解消したいですよね。便秘や体の冷えで悩んでいるという人は、普段から飲んでいる飲み物について、ちょっとふりかえってみましょう。
冷たい飲み物ばかりをたくさん飲んでいませんか?冷たい飲み物をたくさん取っていると、胃腸が冷やされてしまいます。胃腸の働きが弱まってしまい、そのせいで便秘になりやすいんです。
また、腸は第2の脳と言われるほど重要な部分なので、そこが冷やされると全身の冷え症にもつながってしまいます。胃腸が冷えることで起こる便秘や冷え症には、胃腸を温めてあげることがとても大切。冷たい飲み物の代わりに温かい飲み物をのむとよいでしょう。
特にオススメなのが白湯です。沸騰したお湯を、お風呂より少し熱いくらいの温度、50度くらいまで冷ましましょう。冷えが特に気になる場合は、もう少し熱く感じる温度でもOKです。
白湯は一気に飲むのではなく、一口ずつゆっくりと飲むのがベスト。胃腸のあたりがぽかぽかと温かくなるでしょう。白湯を飲んで便秘や冷え症を解消して、内側から温かいスリムボディを目指しましょう。

<参考文献>
■蓮村誠著 PHP研究所
『白湯毒だし健康法』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に1回以上、白湯を飲んでいない人は、BMIの数値が標準値を上回るリスクが4.36倍となります。
A: 週に1回以上、白湯(さゆ)を飲んでいますか?
B: BMIの数値は標準値を上回っていますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
16.0%
46人 |
84.0%
242人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
1.39%
4人 |
14.58%
42人 |
24.65%
71人 |
59.38%
171人 |
Z検定値 | 2.92 |
---|---|
オッズ比 | 4.36 |
信頼度 | 99.6% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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