解説
暑い日にはビールや清涼飲料水がとっても美味しいですよね。ですが、冷たいものの飲み過ぎは下痢や便秘の原因になります。代謝が悪くなって、消化機能が低下してしまうんです。
冷たいものを飲むと胃腸がびっくりしてしまい、急に動き出してしまいます。そのため、ゆっくりと本来のペースで消化活動ができなくなり、水分が残ったまま体の外に出そうとして、下痢になるのです。
白湯は身体を芯から温め、胃腸の働きをよくする作用があります。下痢や便秘になりにくいだけではなく、多くの女性が悩んでいる冷えや生理痛を軽くしてくれるでしょう。
沸騰直後のお湯は、熱すぎて刺激が強いのでやめましょう。だいたい50~70℃くらいが適温です。朝目覚めたら、または寝る前など体調をみてコップに1杯程度白湯を飲むとよいでしょう。

<参考文献>
■蓮村誠著 PHP研究所
『白湯毒だし健康法』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に1回以上、白湯(さゆ)を飲んでいない人は、年に1回以上、下痢になるリスクが2.62倍になります。
A: 週に1回以上、白湯(さゆ)を飲んでいますか?
B: 年に1回以上、下痢になりますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
16.0%
46人 |
84.0%
242人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
9.03%
26人 |
6.94%
20人 |
64.93%
187人 |
19.1%
55人 |
Z検定値 | 2.94 |
---|---|
オッズ比 | 2.62 |
信頼度 | 99.6% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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