解説
風邪を引くと身体もだるくなり、ときには学校や仕事をお休みしなければならず、つらい思いをしなければなりません。普段から風邪予防には気をつけたいですね。
プルーンが風邪予防に効くってご存知でしたか?
どうして?という疑問も、プルーンに含まれている成分をみてみると、納得できますよ!
プルーンに含まれているカロテン。カロテンは果物や野菜にたくさん含まれている成分ですが、プルーンには特にたくさん含まれているんです。このカロテンは、喉や鼻などの気管の粘膜を強くする効果があるんです。
風邪は喉や鼻からかかってしまうことが多いのですが、プルーンを食べれば喉や鼻が強化されて、乾燥した季節や冷暖房による温度変化にも身体がついていけるようになるわけですね。
プルーンには生のプルーンとドライプルーンがあります。より効果の高いのは、実はカロテンが凝縮されているドライプルーンのほうなんですよ。
プルーンを食べて、風邪に強い身体づくりをしましょう!

<参考文献>
■香川芳子著、 監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に1回以上、プルーンを食べていない人は、年に1回以上、風邪を引くリスクが11.48倍となります。
A: 週に1回以上、プルーンを食べていますか?
B: 年に1回以上風邪を引きますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
2.8%
8人 |
97.2%
280人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
0.69%
2人 |
2.08%
6人 |
77.08%
222人 |
20.14%
58人 |
Z検定値 | 3.64 |
---|---|
オッズ比 | 11.48 |
信頼度 | 99.9% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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