ブロッコリーで喉の粘膜を守ろう
リスク
2.95倍

ブロッコリーで喉の粘膜を守ろう

週に1回以上、ブロッコリーを食べていない人は、乾いた咳が出やすくなるリスクが2.95倍になります。

解説

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風邪をひいたときの代表的な症状である咳。咳が続くと喉が痛くなってしまいますよね。そこで、風邪予防や喉の保護にオススメな食材、ブロッコリーはいかがでしょうか。ブロッコリーには、風邪予防や喉の保護に効果が期待できる栄養素がたくさん含まれているんですよ。

ブロッコリーに含まれているβカロテンは、免疫力向上に重要なビタミンAに変換されて利用されます。ビタミンAは、皮膚や粘膜の抵抗力を強くする働きがあり、口、鼻、喉などの粘膜を保護する効果があるのです。ビタミンAが粘膜の働きを良くすることで、体外から細菌やウイルスが侵入してくるのを防ぎ、さまざまな病原体の感染を防ぐことができるんです。

ブロッコリーに含まれるビタミンCや、強い抗酸化力を持つスルフォラファンも免疫力アップにつながります。ブロッコリーは緑花の部分にβカロテンが多く、茎の部分にはビタミンCが多いという特徴があります。茎の部分も食べて、バランス良くビタミンを補給して喉の粘膜を守りましょう。

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<参考文献>
■香川芳子著、監修 女子栄養大学出版部
『食品成分表2015』

■杉田浩一他編 医歯薬出版株式会社
『日本食品大事典 第3版』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

週に1回以上、ブロッコリーを食べていない人は、乾いた咳が出やすくなるリスクが2.95倍になります。

A: 週に1回以上、ブロッコリーを食べていますか?
B: 乾いた咳が出やすいですか?

A
はい いいえ
30.1%
93人
69.9%
216人
B
はい いいえ はい いいえ
2.59%
8人
27.51%
85人
15.21%
47人
54.69%
169人
Z検定値 2.77
オッズ比 2.95
信頼度 99.4%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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