酸化した油と下痢の関係って?
リスク
3.79倍

酸化した油と下痢の関係って?

週に1回以上、手作りの料理や弁当を食べていない人は、週に1回以上、下痢になりやすくなるリスクが3.79倍になります。

解説

外食や市販のお弁当によくある特徴は、“油脂”が多いこと。油脂類はもともと消化しにくい栄養素です。しっかり消化液と混ざって上手に消化吸収できないと、胃や腸に残ってしまい、胸やけや腹痛、下痢などの原因につながってしまうのです。

お総菜やファーストフードなどの揚げ物や油ものは、何度も同じ油を使用している場合もあります。その場合、酸化している油脂が使われているおそれがあるのです。酸化した油脂を取りすぎると、消化不良による下痢を引き起こすことがあります。また、酸化した油脂は、老化につながる活性酸素を増やし、ガンなどの原因にもなってしまいます。手作りの料理やお弁当を食べて、酸化した油脂の摂取を避けましょう!

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<参考文献>
■三和ケミカル工業株式会社
『食用油の劣化評価法』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

週に1回以上、手作りの料理や弁当を食べていない人は、週に1回以上、下痢になりやすくなるリスクが3.79倍になります。

A: 週に1回以上、手作りの料理や弁当を食べていますか?
B: 週に1回以上、下痢になりますか?

A
はい いいえ
88.0%
272人
12.0%
37人
B
はい いいえ はい いいえ
11.0%
34人
77.02%
238人
4.21%
13人
7.77%
24人
Z検定値 3.6
オッズ比 3.79
信頼度 99.9%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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