春菊のβ-カロテンで視力を維持
リスク
6.25倍

春菊のβ-カロテンで視力を維持

週に1回以上、春菊を食べていない人は、視力が裸眼で0.7未満になるリスクが6.25倍になります。

解説

春菊は、緑の葉野菜ですが、ニンジンやカボチャに含まれるようなオレンジ色の色素である“β-カロテン”が豊富に含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変わり、視力の維持に役立つことがわかっています。逆に、ビタミンAが不足すると、夜盲症といって、夜間や暗いところで視力が低下する症状の原因になるともいわれています。

ビタミンAは、春菊のほかに、ほうれん草や小松菜などの葉野菜にも含まれています。β-カロテンの形で取れば、必要な量しかビタミンAには変換されないため、過剰症の心配もなく効率的なんです。これからの季節、春菊を鍋料理にたっぷり入れてみてはいかがでしょうか?しっかり食べて目に優しい食事を!

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<参考文献>
■菱田明、佐々木敏監修 第一出版
『日本人の食事摂取基準 2015年版』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

週に1回以上、春菊を食べていない人は、視力が裸眼で0.7未満になるリスクが6.25倍になります。

A: 週に1回以上、春菊を食べていますか?
B: 視力は裸眼で0.7未満ですか?

A
はい いいえ
2.8%
17人
97.2%
580人
B
はい いいえ はい いいえ
0.84%
5人
2.01%
12人
70.18%
419人
26.97%
161人
Z検定値 3.84
オッズ比 6.25
信頼度 99.9%
集計数:597人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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