朝日を浴びて明るい生活を
リスク
1.95倍

朝日を浴びて明るい生活を

起床から2時間以内に、太陽の光を浴びるようにしていない人は、人よりもイライラすることが多くなるリスクが1.95倍になります。

解説

イライラしてしまう原因の中には、睡眠不足と自律神経の不調があります。このふたつを一気に解決する手軽な方法として、朝起きてから2時間以内に太陽の光を浴びることをお勧めします。人間はおよそ24時間周期の体内時計を持っており、これが自律神経やホルモンなどを調整して、起きて活動する準備、寝て身体を休める準備など、それぞれの時間に合わせた体の調子を整えます。この体内時計を効果的にリセットする方法が朝の光なのです。

夜のシフトの仕事で、どうしても昼夜と生活時間がずれるという人は、できるだけ仕事の間は明るい光を浴び、反対に帰り道ではできるだけ明るい光を目に入れないように、帽子やサングラスを使うと良いでしょう。寝室を暗くするのも効果的ですよ。

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<参考文献>
■Psychosomatic medicine
『Somatic and psychological complaints and their correlates with insomnia in the Japanese general population.』

■厚生労働省 e-ヘルスネット
『睡眠・覚醒リズム障害』

■メルクマニュアル
『概日リズム睡眠障害』

執筆 : 志賀葉子
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

起床から2時間以内に、太陽の光を浴びるようにしていない人は、人よりもイライラすることが多くなるリスクが1.95倍になります。

A: 起床から2時間以内に、太陽の光を浴びるようにしていますか?
B: 人よりもイライラすることが多いですか?

A
はい いいえ
51.8%
160人
48.2%
149人
B
はい いいえ はい いいえ
21.68%
67人
30.1%
93人
28.16%
87人
20.06%
62人
Z検定値 2.9
オッズ比 1.95
信頼度 99.6%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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