寝すぎと吐き気の関係
リスク
5.88倍

寝すぎと吐き気の関係

休みの日に寝過ぎてしまう人は、起床時に吐き気がすることが多くなるリスクが5.88倍になります。

解説

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休日だからといって、いつもより長めに寝てしまうことはありませんか?睡眠時間があまり長いと水分不足になりがちです。また、週末にお酒を飲んで、そのまま寝てしまうなんてこともあるのではないでしょうか。アルコールには利尿作用がありますので、さらに翌日の水分不足につながります。

身体の水分が不足してくると、血液がドロドロになり、体内に栄養が行き届かなくなることで疲れがとれにくくなります。また、血管の流れが悪くなると、体内へ酸素を運ぶ力も弱くなり、頭痛や吐き気などにもつながります。休日といっても寝過ぎはほどほどにして、朝起きたらコップ1杯の水を飲み、睡眠中に放出された水分を補いましょう。

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<参考文献>
■厚生労働省
『健康づくりのための睡眠指針 2014』

■立屋敷哲他著 女子栄養大学出版部
『水と健康―安全とおいしさを考える』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

休みの日に寝過ぎてしまう人は、起床時に吐き気がすることが多くなるリスクが5.88倍になります。

A: 休みの日でも寝過ぎないようにしていますか?
B: 起床時に吐き気がすることはありますか?

A
はい いいえ
49.8%
154人
50.2%
155人
B
はい いいえ はい いいえ
1.29%
4人
48.54%
150人
6.8%
21人
43.37%
134人
Z検定値 3.53
オッズ比 5.88
信頼度 99.9%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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