朝型生活リズムで生活習慣病にさよなら!
リスク
5.16倍

朝型生活リズムで生活習慣病にさよなら!

朝型の生活をおくっていない人は、ここ2年以内に、何かしらの重い病気を患いやすくなるリスクが5.16倍になります。

解説

睡眠不足や質の悪い睡眠で太りやすくなる!その情報だけでもう充分、という感じですが、それだけではなく睡眠不足が食欲をコントロールするホルモンに影響し、肥満と関係する病気につながりやすくなってしまうんです。

眠りにつく時間が遅くなると、どうしても睡眠不足になりやすくなります。睡眠が不規則になって、食欲のホルモンが乱れると、食べすぎで肥満からくる糖尿病や高血圧症、痛風などの生活習慣病になってしまうかもしれません。

平日は早く寝る、でも週末は夜更かし、といった不規則な睡眠パターンも実はよくありません。就寝時間が日によって2時間以上もズレるなど、不規則な生活をしていると、食事の時間もズレやすくなります。長時間の空腹の後にいきり食事をすると、血糖値が急に上がってまた下がる、血糖値スパイク(または、グルコーススパイク)という不調につながることがあります。

また、長い間こうした不規則な生活を続けると、インスリンがうまく働かなくなることがあります。インスリンは血糖値の調整をするホルモンなので、それがうまく働かなくなることで、糖尿病につながりやすくなってしまうんです。

7時間くらい睡眠時間をとっていると、生活習慣病になりにくいこともわかっています。リズムが安定しやすくなる朝型の生活をおくり、睡眠をしっかりとって生活習慣病を遠ざけましょう!

43629

<参考文献>
■厚生労働省
『健康づくりのための睡眠指針2014』

■リンク・デ・ダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース
『女性の不規則な睡眠パターンは健康に悪い』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

朝型の生活をおくっていない人は、ここ2年以内に、何かしらの重い病気を患いやすくなるリスクが5.16倍になります。

A: 朝型の生活をおくっていますか?
B: ここ2年以内に、何かしらの重い病気を患いましたか?

A
はい いいえ
61.1%
176人
38.9%
112人
B
はい いいえ はい いいえ
1.39%
4人
59.72%
172人
4.17%
12人
34.72%
100人
Z検定値 3.05
オッズ比 5.16
信頼度 99.7%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

関連記事

広告

my healthyは書籍や論文から集めた約28万通りの健康法を統計で厳選して、定期的に発信しています。