花粉症改善のカギは階段の上り下り
リスク
2.88倍

花粉症改善のカギは階段の上り下り

エレベーターやエスカレーターをよく使っている人は、重度の花粉症になりやすくなるリスクが2.88倍になります。

解説

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疲れるから、といつもエレベーターやエスカレーターに頼っていませんか?身体を動かさない生活は、筋力だけでなく免疫力も低下させます。エレベーターやエスカレーターにのらないといった習慣が、花粉症などのアレルギー疾患につながってしまうかもしれません。

免疫力の低下を防ぐには、運動して筋力を維持することが大切です。階段の上り下り運動は大きな筋肉である太ももや大腰筋を動かすことになるので、免疫力維持につながります。このような日常的な運動を心がければ、身体も心も疲れにくく楽になります。

また、免疫力を高めるには、口呼吸よりも鼻呼吸のほうがよいとされています。運動するときには鼻呼吸も意識してみてくださいね。

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<参考文献>
福田稔、伊藤泰雄著 三笠書房
『子どものアトピー、ぜん息、アレルギー 「免疫力」をつければ必ず治る―家庭で簡単にできる食・眠・運動習慣』

編集 : 日本健康情報センター


統計データ

エレベーターやエスカレーターをよく使っている人は、重度の花粉症になりやすくなるリスクが2.88倍になります。

A: エレベーターやエスカレーターを使わないようにしていますか?
B: 人よりも重度の花粉症ですか?

A
はい いいえ
31.7%
98人
68.3%
211人
B
はい いいえ はい いいえ
2.59%
8人
29.13%
90人
13.92%
43人
54.37%
168人
Z検定値 2.69
オッズ比 2.88
信頼度 99.2%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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