ゆったり入浴で心の雑音とさよなら
リスク
1.96倍

ゆったり入浴で心の雑音とさよなら

毎日、湯船に浸かるようにしていない人は、集中力が続かなくなるリスクが1.96倍になります。

解説

ストレスや不安が続いたり、イライラしているときに、落ち着いて考えごとをしたり集中して勉強や仕事をしたりするのは難しいですよね。ストレスを軽減して心を落ち着かせるには、温かいお風呂にゆったり入浴するのが効果的です。

また、入浴中に音楽を聴くと、相乗効果でよりリラックスしやすくなります。入浴時に音楽をかけることで、認知症の高齢者の口論や攻撃的な行動が減ったという研究結果もあるのです。

入浴によって血圧や血糖値の上昇を抑える効果があるという報告もあります。お風呂は心と身体の健康をサポートする習慣といえそうですね。冬場は急な寒暖差にさらされると身体に負担がかかりますから、浴槽のふたを開けておくなどの準備をして、浴室を暖めておきましょう。熱すぎない39℃程度のお湯がおすすめです。

43640

<参考文献>
■Journal of Music Therapy
『The Effects of Music on Bathing Cooperation for Residents with Dementia』

■California State Journal of Medicine
『Effects of Baths on Blood Pressure』

■日生気誌
『糖尿病性神経障害と入浴温度』

編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

毎日、湯船に浸かるようにしていない人は、集中力が続かなくなるリスクが1.96倍になります。

A: 毎日、湯船に浸かりますか?
B: 集中力が続かないほうですか?

A
はい いいえ
46.3%
143人
53.7%
166人
B
はい いいえ はい いいえ
11.0%
34人
35.28%
109人
20.39%
63人
33.33%
103人
Z検定値 2.68
オッズ比 1.96
信頼度 99.2%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

関連記事

広告

my healthyは書籍や論文から集めた約28万通りの健康法を統計で厳選して、定期的に発信しています。