足のつり防止に野菜のミネラルをとろう
リスク
4.5倍

足のつり防止に野菜のミネラルをとろう

月に1回以上、根菜や野菜を食べていない人は、身体が冷えたときに、足がつりやすくなるリスクが4.5倍になります。

解説

「足がつる」という現象は、「こむら返り」「腓腹筋痙攣(ひふくきんけいれん)」ともよばれ、ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こしている状態を指します。けいれんは数秒間から数分程度で、多くの場合は病気と関係なく、筋肉への信号がうまく伝わらないときに起こることがわかっています。

足がつる原因には、ミネラルや水分不足が考えられ、これらの補充が改善と予防につながります。

野菜には、筋肉の収縮に関わるカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれています。チンゲンサイやモロヘイヤなどの葉物野菜、大根などの根菜類は土からの栄養をたくさん吸収していますので、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富です。野菜を積極的に食べて、筋肉のけいれんを予防しましょう。

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<参考文献>
■新潟県臨床整形外科医会
『こむら返り』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

月に1回以上、根菜や野菜を食べていない人は、身体が冷えたときに、足がつりやすくなるリスクが4.5倍になります。

A: 月に1回以上、根菜や野菜を食べていますか?
B: 身体が冷えたときに、足がつることはありますか?

A
はい いいえ
96.1%
297人
3.9%
12人
B
はい いいえ はい いいえ
17.48%
54人
78.64%
243人
1.94%
6人
1.94%
6人
Z検定値 2.73
オッズ比 4.5
信頼度 99.3%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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