インスタント食品で疲れやすい身体に
リスク
3.92倍

インスタント食品で疲れやすい身体に

インスタント食品をよく食べている人は、歩いて5分の距離でも疲れてしまうことが多くなるリスクが3.92倍になります。

解説

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保存がきく上に温めるだけで食べられるインスタント食品ですが、加熱処理により保存性を高めるものが多く、加熱によりビタミン類やタンパク質などの栄養素が減少し栄養価が下がってしまいます。また、風味を良くしたり、保存性を高めたりするために、食品添加物が使用されていることも少なくありません。

身体を動かすエネルギーを作るためには、炭水化物や脂質などのエネルギー源だけでなく、ビタミンやミネラルが重要です。インスタント食品を多く食べる生活をしていると、ビタミンやミネラルの不足につながります。ビタミンやミネラルが不足すると、消化吸収が円滑に行われなくなって内臓にも負担がかかってしまい、すぐ息切れをしたり、疲れやすくなったりもします。インスタント食品に頼りすぎた生活には注意しましょう。

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<参考文献>
■杉田浩一他編 医歯薬出版株式会社
『日本食品大事典 第3版』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

インスタント食品をよく食べている人は、歩いて5分の距離でも疲れてしまうことが多くなるリスクが3.92倍になります。

A: インスタント食品をあまり食べないようにしていますか?
B: 歩いて5分の距離でも疲れてしまいますか?

A
はい いいえ
49.2%
152人
50.8%
157人
B
はい いいえ はい いいえ
2.27%
7人
46.93%
145人
8.09%
25人
42.72%
132人
Z検定値 3.26
オッズ比 3.92
信頼度 99.8%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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