インスタント食品とアレルギー
リスク
2.42倍

インスタント食品とアレルギー

インスタント食品をよく食べている人は、重度の花粉症になりやすくなるリスクが2.42倍になります。

解説

とても便利なインスタント食品。缶詰やパウチ、フリーズドライや冷凍食品といったように、その形態もさまざまです。

食品の種類はさまざまですが、食材や調理法は限られています。保存の効くインスタント食品には、保存料や酸化防止剤、防カビ剤など添加物が必要不可欠です。化学合成により作られた添加物も多く、とり過ぎは体内で異物と判断されてしまう場合もあります。

また、インスタント食品には油で揚げたものが多く、脂質が酸化している可能性があります。食品添加物や酸化物質は、活性酸素という物質を産生し、花粉症などのアレルギー症状を起こしやすくしてしまうため、食べ過ぎに注意しましょう。

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<参考文献>
■杉田浩一他編 医歯薬出版株式会社
『日本食品大事典 第3版』

■消費者庁
『食品表示』

執筆 : 管理栄養士キクチエミコ
編集 : my healthy(マイヘルシー)編集部


統計データ

インスタント食品をよく食べている人は、重度の花粉症になりやすくなるリスクが2.42倍になります。

A: インスタント食品を食べないようにしていますか?
B: 重度の花粉症ですか?

A
はい いいえ
38.8%
120人
61.2%
189人
B
はい いいえ はい いいえ
4.21%
13人
34.63%
107人
13.92%
43人
47.25%
146人
Z検定値 2.65
オッズ比 2.42
信頼度 99.1%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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