解説
ふくらはぎは第二の心臓と言われる場所だということをご存知ですか?
足は血液のポンプ役である心臓から一番遠く、冷えてむくみやすい場所です。デスクワークや車移動で足を動かさなければ、冷え性は悪化するばかり。
冷え性対策には、運動が一番!1日20分の早歩きで下半身の血流が良くなり、冷え解消につながります。また早く歩くことで自然と大股になり、ふくらはぎに刺激を与えるほか、太ももの大きな筋肉も動かすことになるので消費カロリーがアップ。ダイエット効果にもつながります。
女性の場合、ウォーキングなどの運動で筋肉が増えて足が太くなるということはほとんどないので、気にしなくて大丈夫です。むしろむくみがとれて、足がすっきりする効果が期待できますよ。

<参考文献>
■中野ジェームズ修一著 大和書房
『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
1日に20分以上の早歩きをおこなっていない人は、足が冷えやすくなるリスクが3.64倍になります。
A: 1日に20分以上の早歩きをおこないますか?
B: 足が冷えやすいですか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
14.2%
44人 |
85.8%
265人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
5.18%
16人 |
9.06%
28人 |
57.93%
179人 |
27.83%
86人 |
Z検定値 | 3.97 |
---|---|
オッズ比 | 3.64 |
信頼度 | 99.9% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
>数値の見かたはこちら