解説
腹痛が習慣になっているのは体質だと決め込んでいませんか?実は手軽なコンビニ食が原因かもしれません。
コンビニの弁当や総菜には、ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、pH調整剤といった保存料、防腐剤が多量に使われていて、食品の劣化や腐敗を防いでいます。一方で、こうした添加物は発がん性や善玉菌の働きを阻害するなど健康への被害も懸念されています。
善玉菌の働きが低下すれば必然的に腸内環境は悪くなり腹痛や便秘、下痢症状に悩まされやすくなってしまいます。できるだけ自炊して、無添加の食品を食べるよう心がけましょう。

<参考文献>
■渡辺雄二著 幻冬舎
『体を壊す10大食品添加物』
■渡辺雄二著 大和書房
『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
コンビニで食べ物をよく買っている人は、年に1回以上、腹痛になりやすくなるリスクが2.33倍になります。
A: コンビニで食べ物を買わないようにしていますか?
B: 年に1回以上、腹痛になりますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
25.9%
80人 |
74.1%
229人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
15.53%
48人 |
10.36%
32人 |
57.61%
178人 |
16.5%
51人 |
Z検定値 | 3.08 |
---|---|
オッズ比 | 2.33 |
信頼度 | 99.7% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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