健康ダイエットの救世主はアボカドだった!
リスク
2.22倍

健康ダイエットの救世主はアボカドだった!

月に1回以上、アボカドを食べていない人は、ウエストが太くなるリスクが2.22倍になります。

解説

アボカドはギネス世界記録も認めるスーパーフード

アボカドは「森のバター」ともよばれ、メキシコやアメリカではなじみのある果物です。日本でも栄養価が高いと注目されているアボカドは、健康効果や美容効果を期待されスーパーなどでもよく見かけるようになっています。アボカドには、ビタミンやミネラル、タンパク質、食物繊維などがバランスよく含まれているため、ギネス世界記録でも「世界一栄養価が高い果物」として認められています。
アボカドは森のバターとよばれているように、脂質も豊富に含んでいます。具体的にはバナナの約10倍の脂質を含みます。脂質は体に良くないのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、アボカドに含まれる脂質は血液中のコレステロールを減らしたり、動脈硬化を予防する効果を期待できる“不飽和脂肪酸”で、“オレイン酸”や“リノール酸”などになります。今までの研究結果からも、アボカドは血液中のコレステロール低下作用やダイエット効果があることがわかっています。

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アボカドの効果的な食べ方とは

では、アボカドは具体的にどのような健康効果があるのでしょうか?アボカドに関する研究報告をいくつか紹介します。肥満である米国人45名に対し、低脂肪食グループと1日1個のアボカドを食べるグループにわけて5週間後に採血を行ったところ、アボカドを食べたグループにおいて総コレステロールと悪玉コレステロールが最も低くなりました。

また、17567名の米国人を対象にした研究では、アボカドを食べる習慣のある人はアボカドをあまり食べない人に比べて、食物繊維やビタミン、ミネラルの摂取量が高いだけでなく、ウエストも平均4cm細いことが明らかになっています。

肥満である26名を対象にした研究では、ランチにアボカドを食べるようにすると食後3〜5時間は満腹感が続くことがわかりました。アボカドによる満腹感で間食をしなくて済むようになるため、ダイエット効果があるのではないかと考えられています。

こうした研究をまとめると、アボカドをランチに取り入れるようにすると満腹感が得られ、日頃からアボカドを食べる習慣があるとウエストも細くなる可能性があるということになります。アボカドは、サラダやサンドイッチに入れて生のまま食べてもよいですし、パスタやグラタン、炒めものなど火を通しても美味しいです。食べないダイエットはつらいですが、アボカドを取り入れて健康的に食べるダイエットなら続けやすいですね。

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統計データ

月に1回以上、アボカドを食べていない人は、ウエストが太くなるリスクが2.22倍になります。

A: 月に1回以上、アボカドを食べていますか?
B: ウエストが太いですか?

A
はい いいえ
22.0%
68人
78.0%
241人
B
はい いいえ はい いいえ
6.8%
21人
15.21%
47人
38.83%
120人
39.16%
121人
Z検定値 2.76
オッズ比 2.22
信頼度 99.4%
集計数:309人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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