キャンディの食べすぎで乾燥肌に!?
リスク
1.91倍

キャンディの食べすぎで乾燥肌に!?

キャンディ(飴)を多く食べている人は、乾燥肌のリスクが1.91倍になります。

解説

何の気なしに、ぱくっと食べているキャンディ。でもこれが、お肌の乾燥の原因になるってご存知ですか?

キャンディは、砂糖や水あめから作られています。ほとんど糖分でできている砂糖や水あめは、身体の血糖値を急に上げてしまいます。“血糖値スパイク”や“グルコーススパイク”と呼ばれる血糖値の急上昇は眠気や頭痛、イライラなどの不調を起こすことが知られていますが、お肌にはどのような影響があるのでしょうか?

まず、お肌はどのように構成されているのかをみてみましょう。お肌のいちばん上にある部分は“表皮”といって、外の異物から身体を守ったり、身体の水分の蒸発を防ぐバリアの役割をしています。その表皮のもっとも外側を“角層”といい、水を含んだ脂質が細胞の間を埋めるような層になっています。お肌の乾燥とは、この角層にある水分量が少なくなってしまっている状態なのです。

糖尿病で血糖値が高い人の角層の状態を調べたところ、老化した皮膚のように角層の水分量と皮脂の量が少なくなってしまっていた、という研究があります。糖尿病でない人でも、血糖値が上がると同じように角層の水分量が低下してしまうそうです。

血糖値が上がり、血糖値スパイクを起こしやすい砂糖や水あめから作られるキャンディを食べると、乾燥肌になりやすいのはこのせいだったんですね!

お肌の乾燥を予防するには、キャンディの食べすぎには要注意です。

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統計データ

キャンディ(飴)を多く食べている人は、乾燥肌のリスクが1.91倍になります。

A: キャンディ(飴)をなるべく食べないようにしていますか?
B: 乾燥肌ですか?

A
はい いいえ
58.3%
168人
41.7%
120人
B
はい いいえ はい いいえ
25.69%
74人
32.64%
94人
25.0%
72人
16.67%
48人
Z検定値 2.67
オッズ比 1.91
信頼度 99.2%
集計数:288人
  • ・オッズ比
    AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
  • ・信頼度
    信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
    (統計学のZ検定を使用)
    >数値の見かたはこちら

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